雨漏りになりやすいところはここだ!発生ランキングベスト5
何気ない日常で突然起こる雨漏り。毎日仕事に家事に子育てに忙しいのに、急に雨漏りになってしまうと予定が狂って困ってしまいますよね。
急いで近くで雨漏り修理してくれるところを探して、金額を調べて、電話して、…
ただでさえ忙しい時にこんな対応を迫られてしまう雨漏りはなるべく起こってほしくない!そんな方におすすめなのが、雨漏りが起きやすいところを重点的にメンテナンスして雨漏りを未然に防ぐ方法です。雨漏りが起きやすいところというのは大体決まっています。家中の全ての箇所をメンテナンスするのは難しくても、数カ所に絞って雨漏り対策をするのはそこまで大変ではありません。
今回は雨漏りが起きやすいところをランキング形式で5カ所紹介したいと思います!
5位 外壁のヒビからの雨漏り
築年数が経つと、気がついたら外壁に小さなヒビが入っているのに気づくことがあると思います。
実は外壁のヒビは外壁の経年劣化の症状の一つで、よくある相談でもあります。外壁のヒビには外壁表面の塗料が劣化して起きたものなど様子見で問題ないものから、放置しておくと雨漏りになってしまう可能性が高いものもあります。
外壁は厚みがあるので、多少ヒビが入っても表面だけで済んでいるケースが多いもの。例え外壁を越してしまっても防水シートでブロックされ雨漏りにまで至らないことがほとんどです。
しかし、深いクラック、大きなクラック、構造クラックと呼ばれる建物自体に問題が発生してしまっているものの場合、表面だけでなく内部にも深刻な影響を与えている場合があります。しかも、深刻なクラックを素人目で判断するのは難しく、大したことないと放置していたクラックが気がついたら雨漏りにまで発展していてびっくりした!というケースもあります。
以下が代表的なクラックの種類です。
・ヘアークラック
・乾燥クラック
・構造クラック
特に0.3mm以上の幅がある場合は注意が必要です。ヒビが外壁の内部の方まで及んでいる可能性があり、将来的に雨漏りになる可能性が高いです。これは表面だけで済んでなさそう…というヒビがあったら早めの修繕をおすすめします。
外壁のヒビのおすすめ雨漏り対策
様子見していいヒビとそうでないヒビの見分け方は難しいので、おすすめは10年に1度の外壁診断をすることです。
結構何十年も外壁をみてもらっていないというご家庭は多いのですが、病気と一緒で長年かけてできたヒビは直すのにも時間も費用もかかります。そのため早期発見、早期修繕をすることがカギです。
また、地震や災害のあとは外壁にトラブルが発生している可能性が高いのでこのタイミングで点検をするのも有効です!
4位 窓のサッシ
実は窓のサッシ周辺も雨漏りが起こりやすいスポットです。
雨が降っている日に窓をみていると窓の下に水溜りができている、窓の周りだけ外壁が濡れている、そんな症状は雨漏りの可能性が高いです。
窓は外壁に埋まるような形で設置されていますが、窓と外壁の間の隙間を接着、カバーしてくれているのがコーキング材です。窓の雨漏り原因のほとんどがこのコーキング材の劣化によるものです。
窓のサッシのおすすめ雨漏り対策
窓のサッシの雨漏りを防ぐためにはコーキング材を高耐久のものにすることが一番効果的です。奥一では最高20年の耐久年数があるハイブリッドコーキング、オートンイクシードを使用しているので、窓サッシに使用しても劣化しづらく、長年雨漏りを防いでくれます。
また、実は窓の近くに発生した外壁のクラックから雨水が入り込んで雨漏りしていたり、サッシ上の屋根から水が垂れてきていた、というケースもあるのでしっかり点検してトラブル箇所を特定することが大切です。
3位 排水管や排水溝のトラブルによる雨漏り
雨漏りが起きているのに外壁や屋根に問題が見つからない場合、外壁内に設置されている排水管の水漏れが原因で雨漏りになっていることがあります。
配管は近年の開発によって錆びにくく、劣化しにくいものとなっていますが、生活用水として毎日大量の水を排水しているため、劣化しないわけがありません。清掃を怠っていたり、排水に流してはいけないものを流し続けると汚れがこびりついて排水の流れを悪化させてしまいます。
特に注意したいのが耐用年数を超えた配管をそのまま使用し続けることです。老朽化によってトラブルを起こしやすい状態なのに使用し続けてしまうと、配管の至る所で破損やトラブルが起きてご近所を巻き込む大きな問題になりかねません。必ず配管の耐用年数を超えたら交換をするのが原則です。
配管の水漏れによる雨漏りは特定がしづらく、なおかつ修繕も大規模なものになります。そのため、なるべく配管からの水漏れを発生させないように日頃から配管に負担をかけないような使用を心がける必要があります。
排水管や排水溝のおすすめ雨漏り対策
排水管や排水溝からの雨漏りを防ぐためにおすすめの対策は
・耐用年数を超えたら配管を交換すること
・配管は定期的に掃除、詰まり解消をすること
が挙げられます。
自分の家の配管の耐用年数をご存知でしょうか?配管は素材にもよるのですが、40年〜70年の耐用年数であることが多いです。ご自宅がこの年数を超えている場合、配管も一度点検、必要であれば交換を依頼した方が安心です。
また、定期的に配管つまり解消専用の溶剤を使用することで配管の詰まりを予防し、配管への負担を減らすことができます。
2位 屋根の棟板金
雨の影響を最も受ける屋根は言わずもがな雨漏りになりやすいところに挙げられます。
その中でも最も雨漏りの原因になりやすいのが棟板金です。
棟板金とは屋根材の角をカバーするように覆う金属パーツのことで、屋根のてっぺんに設置されていることが多い部品です。屋根の一番上にあるということは、雨や風の影響を一番に受けるところということになります。それなのに一番高いところにあるので地面から見ただけでは異常に気づくことができず、見逃されやすい。そのため、私たちの業界では一番トラブルになりやすいところとして有名です。
しかし、一般の方はこの棟板金についてあまり知らず、名前すら知らないという方も多いのです。そのため、トラブルが起きていても気がつくのが遅れてしまいやすく、雨漏りにもなりやすい。というパーツなのです。
屋根の棟板金のおすすめ雨漏り対策
先程お伝えした通り、棟板金のトラブルを発見するのは難しいのです。
そのため棟板金が原因の雨漏りを防ぐためには、プロによる定期的な点検が必要です。最低でも10年に一度、台風があ過ぎたあと強風被害にあった直後は一度業者に点検依頼することをおすすめします。
エクセレントショップ奥一では屋根診断士が棟板金、軒下、雨どいなど隅々まで点検をします。うちの棟板金大丈夫かな?そう思った方はお気軽にご連絡ください!
1位 ベランダのヒビ
ベランダには防水加工がされているのですが、この防水加工は経年劣化でひび割れてきたり、剥がれてきてしまいます。すると、その隙間から雨水が侵入することによって内部が侵食、雨漏りとなってしまうことがあります。
雨水がたまると毛細管現象によって、小さなヒビや亀裂にも入り込んでしまいます。
防水施工の下に入り込んだ雨水は徐々に広がり、雨漏りの原因となってしまうのです。
また、ベランダの排水溝にゴミが詰まってしまい、うまく排水ができない状態が続くと、行き場を失った雨水がベランダの小さなヒビに入り込んでしまうことがあります。
そのヒビから雨水が建物内部に侵入し、大事な木材部分を腐食させてしまい、最終的には雨漏りが発生してしまうのです。
ベランダのヒビの雨漏り対策
ベランダの防水施工を定期的にメンテナンスして、ヒビがあったら素早く補修することが大切です。
防水施工は10年に1度はメンテナンスが必要とされています。もし10年以上何もされていないという場合は一度無料点検をお勧めします。
まとめ
雨漏りは予測のつかないものだと思っている方も多いと思いますが、実はそうではありません。
定期的に点検、部分修繕をしていけばある程度雨漏りの発生を防ぐことができてコントロールすることが可能なのです!今回紹介した雨漏りが発生しやすいところのメンテナンスをしっかりとすることで急な雨漏りに振り回されることなく生活することができ、大事なお家も長持ちさせることができます。
エクセレントショップ奥一には屋根診断士や家のことを熟知したプロが多数在籍しています。もし何かお困りの点がありましたらいつでもご相談、ご連絡をお待ちしております!