カラーベストをめくらずに防水シートを張り屋根材を葺く
重ね葺き工事を行いました
今回使用した屋根材は
アイジー工業のスーパーガルテクト 色 シェイドブルー
スーパーガルテクト|アイジールーフ|金属サイディング(外装材)のアイジー工業株式会社 (igkogyo.co.jp)
工事風景
①まずはじめに棟板金をはずします。(上の写真の赤色の物)
棟板金をはずすと中にぬき板と言われる木材が固定されています。
写真でお分かりのように雨水が染み込み腐っています。
工事前写真ではわからないですが棟板金を外すとぬき板が腐っていることはよくあります。
棟板金をめくらずにぬき板が腐っているかわかることがあります。
それは棟板金を留めている釘が抜けていたり抜けそうになっていたりしていると中のぬき板が
腐り釘が浮いてきます。
その他にいろいろ屋根に登るとわかることがありますがそれはその都度投稿していきます。
②次にすべてのぬき板をはずします。
③この後に粘着ルーフィング(防水シート)を張るためカラーベストの表面の塗膜の浮きなどをブラシなどで落とします。
この作業をしていないと粘着が悪く屋根材を葺いている際に剥がれたりする場合があります。
今回は粘着ルーフィングを使用しましたがルーフィングを釘などで留めるルーフィングもあります。
今回使用したルーフィングが 田島ルーフィング株式会社の ダディス セルフ(粘着ルーフィング)
屋根下葺材/仕様 | 田島ルーフィング株式会社 (tajima.jp)
屋根材を葺いていきます
④ガルテクト葺き
①屋根材を固定するため初めに唐草と言われる部材を取り付けます。
②唐草に屋根材を引っ掛け固定していきます。
③先ほどの唐草にガルテクト引っ掛けビスで固定して留めていきます。
④今回換気棟を取り付けますのでてっぺん部分から屋根裏の空気(熱気)が
抜けるようにしておきます。
換気棟取付
⑤棟木を取付
⑥棟の先に棟コーナーと言われる部材を取付
⑦棟板金を取付
交差部を仕上げます。
全体完成写真